技術の木

Telloでプログラミングしよう!(環境準備~簡単な飛行まで)

スポンサーリンク

プログラミングもできるトイドローン

以前購入したドローン”Tello”をプログラミング言語”Scratch”を使って遊んでみたいと思います。

Telloの過去記事リンクを下記に張っておきますので合わせて読んでいただけると嬉しいです。

Scratch環境のセットアップ

今回はScratchのプログラミング環境の準備方法をご紹介いたします。

セットアップの流れはTello公式HPのダウンロードページにドキュメントPDFのリンクがありますので、その内容にそって進めていきます。

Tello Scratch README

1. Visit https://scratch.mit.edu/download and follow the instructions to install the Scratch 2.0 Offline Editor.

2. Download and install node.js from https://nodejs.org/en/.

3. Click here to download Tello.js and Tello.s2e, open theterminal, go to the file directory where you saved the previous files, and type “node Tello.js”

4. Open Scratch 2.0, hold the “Shift” key, click the “File” menu, click “Import Experimental HTTP Extension,” and select “Tello.s2e” file in the file directory.

5. The Tello interface will be shown in Scratch under “More Blocks.”

https://terra-1-g.djicdn.com/2d4dce68897a46b19fc717f3576b7c6a/Tello%20%E7%BC%96%E7%A8%8B%E7%9B%B8%E5%85%B3/For%20Tello/Scratch%200320%20%E4%BF%AE%E6%94%B9/Tello%20Scratch%20README%200320.pdf
1.Scratch2.0 オフラインエディターのインストール

Scratch公式HPからScratch2.0 オフラインエディターをダウンロードし、インストールします。
URL:https://scratch.mit.edu/download/scratch2

※Scratch2.0のセットアップ手順の詳細は、以下の記事を参考にしてもらえると嬉しいです。

2.Node.jsのインストール

Node.js公式HPよりNode.js インストーラーをダウンロードし、インストールします。
URL:https://nodejs.org/ja/download/

3.Tello.jsとTello.s2eをダウンロードし、コマンドプロンプトを開き”node Tello.js”と入力し実行

リンク先URLより”Scratch_For Tello.7z”をダウンロードし、アーカイブ内のファイルを任意のディレクトリに解凍します。
例:C:\プログラミング\Tello\Scratch

URL:ダウンロード
※執筆時点(2020年8月)のリンク先を記載していますが、最新は公式HPを確認してください

「スタート」メニューより「コマンドプロンプト」を開き、ダウンロードしたファイルを解凍したディレクトリに移動し”node Tello.js”を入力し実行します。

“cd 解凍先ディレクトリ”で移動
”node Tello.js”と入力
4.Scratch2.0 を起動し、「Shiftキー」を押しながら「ファイル」メニューを開き「実験的なHTTP拡張を読み込み」をクリックしTello.s2eを選ぶ
Shiftキー押しながら「ファイル」ー「実験的なHTTP拡張を読み込み」をクリック
“Tello.s2e”を選択
5.スクリプト欄の「その他」にTelloの操作ブロックが追加される

「その他」に操作ブロックが追加されると準備完了です。

飛行プログラミング(Hallo World的な)

Scratchの準備ができたので、さっそくプログラミングをしてみようと思います。

離陸(takeoff)して着陸する(land)
  1. 「イベント」ー「フラッグ(実行)がクリックされたとき」
  2. 「その他」ー「takeoff」
  3. 「制御」ー「N秒待つ」
    ※Nは任意
  4. 「その他」ー「land」

Telloを飛ばそう!

ここまででScratchを使った飛行プログラムは完成です。
ただTelloを飛ばすためには、TelloとパソコンをWi-Fi接続する必要があります。

手順は簡単で

  1. Tello本体の電源をONにする
  2. (少し待って)パソコンのWi-Fiのアイコンをクリックし、アクセスポイントを探す
  3. ”TELLO-XXXXXX”(XXXXXXは任意)というアクセスポイントが表示されたら「接続」する
  4. (少し待って)接続できたのを確認したら先程作成したScratchの飛行プログラムを実行する

さいごに

Scratchを使ったTelloのプログラミング飛行は方法は以上になります。
追加された制御ブロックには他にもいくつかありましたので試しながら出来そうなことを考えたいと思います。
もう少し詳しくわかってきたら、またご紹介したいと思いますのでまた読んでいただけたら嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました