生活の木話題の木

大丈夫?マイナンバーカードの電子証明書が失効!?

スポンサーリンク

特別定額給付金のオンライ申請が開始されて

先日紹介したとおり特別定額給付金のオンライ申請が各市区町村で開始されました。

手続き自体はそれほど難しくなく画面に沿って内容を入力して進められるのですが思わぬ落とし穴に引っかかる方も出てるようです。

電子証明書が失効?電子署名できずに手続き不可

オンライン申請を行う場合、マイナンバーカードの読み取りを2回ほど行う必要があります。
手続きサイトのマイナポータルのログインの際や申請書に電子署名をつける際です。
この認証で失敗している方がいるようなのです。

どちらもICカードリーダやスマートフォンを使ってマイナンバーカードを読み取りを行うのですが、これはマイナンバーカードに付属されている電子証明書が有効である必要があります。

電子証明書の有効期限は5年(5度目の誕生日)

マイナンバーカードの電子証明書の期限は発行から5年(5回目の誕生日まで)です。
期限までに市区町村の窓口で更新の手続きをしないと失効してしまいます。

マイナンバーカードの交付開始は平成28年1月なのになぜ?

マイナンバーカードは発行してから3年ほどしか経っていません。有効期限が5年もあるのになぜ失効した方がいるのでしょうか?

答えは「公的個人認証サービス」サイトにありました。

  • 電子証明書の失効申請をした場合。
  • 住民票の基本4情報(氏名、生年月日、性別及び住所)の記載が修正された場合(ただし、マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書は失効しない)。
  • 電子証明書の有効期間が満了した場合。
  • 本人が死亡した場合。
住民票の基本4情報に変更があった

気が付かないうちに失効してしまった方はおそらく2つ目の「住民票の基本4情報(氏名、生年月日、性別及び住所)の記載が修正された場合」が原因でしょう。

少しわかりにくいかもしれませんが、一番よくあるケースが「引越しをした方」だと思います。

マイナンバーカードでは住所が変更となった場合、最寄りの役場などで住所の宛名書きを更新してもらうと思いますが、電子証明書の更新手続きも合わせて行う必要があります。

失効したらどうすれば?

最寄りの役場で電子証明書の再発行の手続きを行ってください。

ただし再発行には時間が掛かってしまうため、特別定額給付金のオンライ申請には間に合わないでしょう。
残念ですが、郵送での申請まで待つ必要があります。

また現在、窓口が混雑していることが予想されます。
新型コロナ対策のため、再発行の手続きは状況が落ち着く頃まで待った方が良いかと思います。

最後に

思わぬ落とし穴があったオンライ申請ですが、まだまだマイナンバーカードの運用はスムーズとは言えない状態なんだと感じました。
もう少し誰もがわかるような形に浸透してくれば良いのですが。。。

自分のマイナンバーカードの電子証明書が有効なのかを心配されている方は以下ページを参考にしてください。(マイナポータルへのログインで確認するという方法もあります)

タイトルとURLをコピーしました